自分の力ではどうしようもないことがあるというお話です。
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大地震と津波、それ続く原子力発電所の事故はまだ記憶に新しい。その前には強毒性インフルエンザの脅威が大きく取り上げられました(今回マスクなどの備蓄があった企業はここのときの計画のおかげだったはずです)。
そして全世界規模でのコロナウイルスの流行。多くの人にとって想像を超えた原因で、想像を超えた程度で事業や生活が大きな影響を受けることになりました。
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企業勤務をやめて自営業の通訳者になったとき、どこまでできるだろうかと試してみる気持ちもありました。
思いもかけぬウイルスの広がりでこの実験が頓挫する可能性をひしひしと感じました。せっかくここまできたのに、振出しに戻る、いや、振出し以前に押し込められてしまうのか。もしそうなったらどうすればいいのか。
実に、日常はそうでない世界と紙一重でした。