今年は特にいろいろなことがありました。実は…、というお話です。
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今年の3月で通訳業を始めて丸5年になりました。ちょっと意外な経路で仕事を引き受けたりエージェントに登録することが続きました。
理由は非常に単純で、
「仕事量が増えるにつれ他の通訳者やエージェント、通訳の需要者への露出が増えた」
だけのことです。私の通訳の質が良くなったからでも評判が良くなったからでもありません。ここで思い違いをしてはいけない。
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しかしこの「存在を知ってもらう」というのも重要だろうと思います。そこにいるのを知らない通訳者には照会したり発注したりできませんものね。
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ある程度の期間仕事をしているといろいろなところに接点が生まれるものです。通訳学校でいっしょだった人の勤務先から接触を受ける。通訳機材手配会社を介して仕事の依頼がある。中国語学習仲間の縁で日英通訳の仕事を引き受ける。通訳現場の通路ですれ違った人から誘いを受ける。
みんな(業界という)同じおでんの鍋でぐつぐつ煮えてるのよ
と表現していた人がいました…。
煮られるなら精いっぱい良いだしを出そうじゃないですか。
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