インタースクール通学時の恩師であり、今では(外から見ると)パートナー通訳者としてお世話になっている方が授業の合間にこう言ったのを憶えています。
通訳でなんとか生計を立てて5年で仮免許、10年で一人前
私の場合業務開始日は2つあるという感じがしています。
2014-03-05 初の通訳業務。出張も含め1週間でした。
2014-08-11 初の本格的業務。工業的分野で2週間。
初めて仕事に出てから5年が過ぎました。なんとか仕事の引き合いも続いています。まずは仮免許が得られたと考えてもよさそうです。
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この仕事を5年続けてくると、なぜ5年で「仮」なのかもなんとなくわかってきます。
- 仕事の範囲がまだ狭い。専門をどうするというより、もう少し市場で何が起こっているかを見る必要がある。
- 情報収集や準備の方法にもまだ改善の余地が大きい。
- 5年目の1年間で顔なじみの通訳者が大きく増えた。これはさらに加速しそう。
- 業務日数も増えたが、業務1回あたりの報酬も上昇してきた。個人事業主としてどのような組み合わせで仕事をするかを考える時期。
- 通訳技能についても仕事を通して気づくことが多い。
こんなことに取り組んでいると次の5年もすぐに過ぎていくはずです。10年過ごすと景気変動もあるでしょうから、そこで生き残っていて「仮」が外せるということなのでしょう。
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コサギが食事中。