公的な場や規模の大きめな会議で逐次通訳をする機会が続きました。その他に少人数ながらも先端技術の打ち合わせの逐次通訳もいくつか。
「ぴしり」と決まる訳を出すのは簡単ではありません。職業通訳者を手配してくれたのですから、両言語に不自由しない話者にも
「やはり別の言語で伝えるのは通訳者に任せるのがいいね」
と思ってもらいたい。いや、そうであるべき。
ですが、これが難しいのも事実。
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逐次通訳の仕事が続くと通訳技能の面で気づくことも出てきます。それが「慣れ」によるのか「ひらめき」によるのかはわかりませんが…。
「よし、次はこうしてみよう」
と小さな試みをしてみるときもあります。うまくいくときもありますし、そうでないときもあります。何も変わらないときも。
とにかく持てる力を総動員して
「究極の合わせ技」
で顧客に価値を提供するために苦しみながらも楽しんで続けるのみ。
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かつての恩師が
「私は雨に濡れない現場 = 都心の地下鉄駅直結 にしか行かないYO」
と豪語していたのですが、私もたまには都会らしい現場に出かけます。