通訳業を初めて間もないころ、経験豊富な通訳者に
「2・3年はどんな仕事もどんどんしてみたらいいですよ」
と言われました。
実際にそうしてみて良かったと思います。通訳業界という市場に新規参入した新興通訳者ですから、どのような仕事があるかわかりませんし、競争優位性もありません。あったとしても顕在化しません。
・通訳業務がどのようなものかわからない
・自分の適性や好みがわからない
という段階でどんな業界が良いだろうか・どの分野に将来性があるだろうかと考えても実益はあまりないようです。
そして判断材料になるような経験は日常の仕事の中にときどき出現するのが普通です。いろいろな仕事をするからこそ相互の違いもわかってくる。
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初めて仕事に出て4年10か月、本格的に仕事をするようになって4年5か月。まだまだ仕事に出ると多くの新しいことに気づきます。
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横浜ランドマークタワーの空調設備工事共同企業体の決算を担当しました。もうずいぶん前のことになりますね。