50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2018-11-30 心と体と

風呂で何気なく左太ももの裏を手で触れたら何かできています。ブツブツが…。

そして、翌日になると歩くときに左足が重いような痛いような感じがします。

帰宅して手で触れてみるとブツブツの範囲が広がっています。ああ、これはたぶんアレじゃないか。帯状疱疹。20年前に腹のあたりにできてかなり痛痒くて困ったやつです。今回は足に来ましたか。ウイルス性なので免疫ができて二度目はないと思っていたのですが…。


免疫が衰えるとすかさず症状が出るあたり、ウイルス君もしぶといし抜け目がありません。おそらく最近の生活でストレスの度合いが以前と異なったのでしょう。不思議なのは気持ちの上ではさほど
「つらい」
「追われている」
「困った」
という感じはしなかったのです。

しかし、今になって思い返してみると最近の業務にかなり新しい顧客・場面・内容のものが多かった。いわゆる「格式の高い」仕事もありました。おそらく身体はそうした変化に正直に反応したのだろうと思います。

わずか2日で疱疹はすっかり広がり、あわてて皮膚科に行きました。症状を見るなり医師はすぐに
帯状疱疹ですね」
とのこと。左側第2仙椎(S-2)の神経根に対応する部分に症状が出ているそうです。

ヘルペスウイルス薬「アメナメビル」200mg 錠を1日1回2錠服用する処方を受けました(商品名アメナリーフ)。薬価はかなり高く、健康保険の財政を考えると申し訳ない思いです…。


今年の業務件数は 210 ほど。少し多すぎたのかもしれません。1日2件が11日、1日3件が1日。
「53歳で初めて現場に立つ通訳者でもここまでできる」
と世の中に叫びたいと無意識にがんばっていたのかもしれません。自身の認識ではそれを
「いろいろな仕事ができて経験を積んでいる」
「顧客やエージェンシーの信頼を集めつつある」
ととらえていてもです。

幸い痛みはそれほどでもなく、日常生活に支障はありません。仕事にも出られそうです。しかし、これは体からの大事な知らせかもしれません。
「少しゆっくりしろ」
「いい気になるな」

生活をやや減速して様子を見ることにします。

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ここにこんな商業施設があるとは知りませんでした。