通訳学校に通い始めたのが 2012年4月。通訳の仕事に初めて出たのが 2014年3月でした。ずいぶん昔のようでもあり、ついこの間のような気もします。
一般に何かを始めて3年間というのが一つの「切りの良い」期間だと思われているようですが、私の場合は4年でしょうか。オリンピックの間隔が仕事の経験の節目に合うような気がします。
昨年の今頃はまだ軌道に乗ったという感じはしませんでした。仕事の種類や受注先が限られていましたし、年間通訳報酬も給与所得者の平均や中位(政府統計)程度でした。
今年は生活の基盤に足る報酬を得ていく足がかりができた気がします。業務のうち同時通訳が占める割合が 50% になり、政府間交渉やマスコミ取材入り政府関係公開委員会も体験できました。産業系でも土木・化学・原子力・運輸・半導体・自動車・機械・食品と幅が広がりつつあります。学術系も担当しました。
企業勤務 28年の後に新しいことで目の前がどんどん開けてくる経験ができるのは本当に楽しくありがたいことです。
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東横線・南武線・横須賀線快速の3路線を使える武蔵小杉。南インド料理の「マドラスミールス」が有名ですが、北インド料理の「パンジャビダバ」も実に良い店でした。カレー3品の昼定食が 980円(税共)と手軽な価格でなかなかの品質です。野菜カレーや豆カレーの香りの良さに少し驚きましたし、ナンは屈指のおいしさです。