ブログ「定年からの通訳デビュー」で著者のモコちゃんパパさんが
人の縁に助けてもらうことが実に多い。
(仕事の運 人の縁)
と書いていらっしゃいます。最近私もそれを強く感じます。
現在登録しているエージェントのうち自分から出向いて登録したのは2社のみ。出身の通訳学校の母体のエージェントには半ば自動的に登録。仲間の通訳者の代役でまず仕事をしてから登録となったのが3社、高校の同級生の縁での登録が1社。
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エージェント登録で通訳者にとって最も望ましいのは「現場先行型」ではないでしょうか。若干脚色して説明するとこんな感じです。
- 「Shiraさん、今日の午後空いてる? 私の代わりに通訳に入ってほしいんだけど」
- 「いきなりどうしました?」
- 「家庭の事情でどうしても出られなくなって…」
- 「わかりました。私で何とかなりそうなんですね?」
- 「それは大丈夫」
現場に行くとエージェントの担当者さんが来ていて大歓迎してくれます。通訳テストも何もなしに資料と登録書類を渡されてブースに直行です。
仲間の通訳者・お客さん・エージェントにお礼を言われて通訳報酬もいただいて試験もなしで登録。これは最強パターン。
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また、自分で登録に出向いたエージェントで長い間業務の照会をいただいていないところがありました(実績表は定期的に更新して送っていました)。ところが仲間の通訳者が一言私を推薦してくれたら突然照会が届くようになりました(それも優良案件ばかり)。
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エージェントは初めて使う通訳者を現場に送る時に祈るような気持ちもあると思います。うまくいかなければその顧客を永遠に失う可能性もありますから(日本には通訳エージェントはたくさんある)。そんなところに自社で実績のある通訳者から
「この人なら大丈夫」
と紹介されればずいぶん安心できるのではないでしょうか。
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ちょっと緊張する場面の前に平常心を取り戻すべく、ナンディニ虎ノ門店でビリヤニ。上段は左からタマリンド風味のスープ、ライタ(ヨーグルトサラダ)、ココナツチキンカレーの肉抜き(ビリヤニにおまけで付いてくる)。鶏肉はビリヤニにしっかり入っています。