思わせぶりな表題なのですが、内容は平凡です。
通訳者として最も大切なのは
- 顧客の
- エージェンシーの
- 同僚通訳者の
期待を裏切らず、実績を重ねること。
たぶんこれしかない。
ひとつの仕事が終わったら、次の仕事でもう一歩重ねる。
運の悪いとき・仕事と自分の得意分野や経験の巡りあわせがよくないときなどいろいろありますが、できるだけのことをして次につなげる。
顧客・エージェント・他の通訳者から寄せられる信用は大きな財産になりうるけれども、失うのもたやすい。プロは得意なところを大いに生かしながらも、不得意な部分もなんとか目立たないようにしたり改善したりしてリスクを管理し、信頼の失墜を防がなければなりません。得意なことを伸ばすことで足りるアマチュアと違うところではないかと思います。
そして、こうしたリスク管理に最も効果があるのが日々の仕事から学び、仕事の他にも訓練を習慣づけることなのでしょう。
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新宿区四谷三丁目の「ココカラ」で豆乳プリン。黒糖風味・きなこ入り。最近の好物です。
店主は20代で仲間と開店しました。その仲間が一身上の理由でわずか2年後に去った後に同郷の気心知れた友人を招き入れます。落ち着いたのもつかの間、3年後にその友人も帰郷。一人で夜までの営業を続けるのは身体的に無理と判断し、午後6時以降は別の経営者に店舗を貸すことにしました。柔軟にあきらめずに厳しい競争の中で自営を続けていく姿に何度も励まされてきました。いつも勇気をありがとう。