新しい分野の通訳に出ることが続きました。外気温でホカホカと暖まった分厚い資料が続々と届いて
「これは大変だ…」
と思ったこともあります(来ないより良いのは確かですが)。
以前に「2015-12-23 潮目・経歴書」で「潮目は変わったな」と書きましたが、振り返るとそう感じるまでで、変化は少しずつ毎日のように起こっているのだろうと思います。
今年は物流とITとの出会いがありました。The New York Times や Le Monde と並び称される一流紙の記者の通訳も経験できました。同時通訳ブースに初めて入り、その回数を重ねつつあります。昨年まで皆無だった国外出張の照会が4件(3件はなくなっちゃいましたが)。
経験した件数がまだまだ少ないので、今後も様々な「フロンティア」があるのだろうと思います。それは大いに歓迎すべきでしょう。出会った仕事一つ一つを大切に、自分の最善を尽くして歩むしかありません。
顧客に満足を届けるべく、腰を据えて準備します。用語集で瞬発力を付けるよりも「顧客と同じ空気を吸う」ような準備のほうが私には合っているようです。まあ、単に歳をとったからかもしれませんが。