サイトトランスレーションをしてみると2年くらい前と比べてかなり慣れてきた気がします。これは日英・英日両方でのこと。
- 読み進んで文の展開が予想と異なっても訳文を分割する等の方法でなんとか意味の通る訳出にする
- 「いかにも訳しました」という気配を感じさせない訳にする
- 訳しながら原文に忠実かどうかの確認もする(同時進行)
- 場合によっては原文の構造や語彙にとらわれずに簡潔な訳を出す
サイトトランスレーションが通訳技能の向上につながる仕組みはよくわかりませんが、通訳が少しずつできるようになるとサイトトランスレーションも質が向上するのは間違いないようです。このことから逆もまた真なり、通訳に良い影響があるはずだと(勝手に)思っています。
2年前は「長いなあ」と感じた新聞の社説がさほど苦にならなくなりました。