通訳の仕事の楽しさをかみしめています。前日まではいろいろと心配になったりするのですが、当日の朝は元気いっぱいで現場に向かいます。
最近とりわけうれしいのが、社内通訳者とフリーランスとの二つの立場を経験できていること。社内通訳者が不足するときにほぼ必ず呼んでいただける客先があり、そこで様々な業務を経験しています。行くたびに業務は違うながらも同じ客先なので共通点があり、理解が広がっていく手ごたえがあります。業務の内容がかなり普遍的(marketable / portable)なのもありがたいことです。社内通訳者として経験を積む感覚がよくわかります。
以前は難しかった場面でも、いつのまにか
「話に即座に食いついていく」
ことができるようになっているのを感じるときもありますね。
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そしてフリーランスならではの新規業務との出会いも続きます。いろいろと事前に想像はするのですが、現場はひとたび動き出すと生命を得て展開していきます。方丈記にあるように、
久しくとどまりたるためしなし
ですね。