50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2016-01-19 実は短かった--The Economist のパラグラフ

毎日の基礎練習に The Economist の記事も使っています。
・黙読→再現 の練習を3パラグラフ分(1回の長さは 30~50語)
・サイトトランスレーションを4パラグラフ分

読めばわかるけど自分では思いつかない簡素な表現があればそれも練習します。


冊子版と電子版とを購読しているので音声も聞けます。音声で3パラグラフ聞いてみたら思っていたよりずっと短いのですね。私の読む速度が自分で思っているよりも遅いためかもしれません。

いつもは目で追って再現していますが、音声を聞いて再現もしてみました(一般に知られているリプロダクションの練習ですね)。目・耳どちらからの入力でも理解して記憶に留めて再現する点ではあまり違いがないように感じました。


The Economist の音声版で同時通訳を試みましたが、BBC World Service の番組よりも難しかったですね。今の私には少し情報密度が高すぎるようです。日刊紙よりも分析・推敲をした原稿を読むので、最初から音で伝えることを念頭に置いたラジオ音声とは違うと感じました。