昨年 2014年8月からご縁のできた顧客からは断続的にかなりの回数の通訳の発注を受け(エージェンシー経由)、必ず指名をいただいています。私よりずっと優れている通訳者も使っているようですが、
- 中長期の出張に応じることができる
- 特定の工業的分野に親しい
- 顧客と顧客の利害関係者との関係を理解し、適切な日本語で訳す(「大人の事情」を読み取る)
- 急に予定が変わっても文句を言わない
といった理由なのだろうと思います。重厚長大産業で滅私奉公文化の会社員生活が長かったことが有利になる一例かもしれません。
英語は中学校で初めて触れた第二言語ですし、通訳訓練を始めたのも遅い。日英両言語を自由に使う通訳者がどんどん増えているなか、私の出る幕はないかもしれないと思ったこともありました(今でも危機感たっぷり)。それでも自分で気づかなかったものが差別化につながることもありそうです。