50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2015-06-06 機会はある。使っていないだけ。

国語学習にほとんどセットで付いてくる表現があります。

  • 友好
  • 架け橋

英語の学習ではあまり見かけないことばですね。

しかし、中国で活躍する日本人が鋭い一言を発しました。

「架け橋はとうにできている。あなたたちが渡ろうとしないだけだ」
(原資料が見つからないため、記憶にある大意です)

国交がなかった時代とは違います。


これと似たことに気づきました。

「機会があれば」
という表現。

実は、機会はたいてい常にそこにある。

とりあえず生きるのに困らずにいる。したほうがよいこと・すべきことなら、たいてい試みることはできる。多くの場合、何か理由を見つけて単にしないだけ。日本にいて、この記事を読んでいるようなら(インターネット接続があり、時間があり、文字が読めたり読み上げ音声を聞けるなら)、世界の70億人のなかでも実に恵まれた「上澄み」です。私もそう。

神樣は何も禁止なんかしてない
(1/2, 川本真琴