自転車で行ける場所にスリランカ料理の店「シナモンガーデン」があります。ときどき昼に出向いておいしい一皿盛りを食べています。
昨年夏から出張を繰り返していましたが、用務地の近くにあるのが茨城県水戸市の「コジコジ」。スリランカ料理店です。昼や夜に合計4回立ち寄ることができました。
▼
そして先日のこと。小田急相模原の「ナマスカール」で名物「ミニランチセット」を食べようと家を出ました。ところが定休日であることを思い出し、シナモンガーデンへ。
扉を開けると… コジコジの店主さんがおいしそうにスリランカプレートランチを食べていらっしゃる。お互い驚きました。水戸に帰る途中に寄る予定だった店が臨時休業のため、今日はシナモンガーデンに来たとのこと。
▼
お互い本来の予定を変更して、思わぬところで出会う。世の中こういうことも少なくないと思います。
コジコジとシナモンガーデンとには共通点があります。コジコジの店主(日本人)はスリランカ人の調理師を雇っていたのですが、都合で退職したために店主自ら調理を始めました。シナモンガーデンの店主(スリランカ人)はイタリア料理店などに勤務していましたが、自宅兼店舗で子供のめんどうを見つつお母さんの味を再現しようと店を出したそうです。調理師というキャリアはいわば副産物。
技術や経験も大切だけど、「志」はおそらくさらに重要。
「こんな味がほしい」
ということがわかれば、それを実現する方法は見つけることができる。
英語の学習や通訳技能にも通じるところがある気がしました。
※ ナマスカールとシナモンガーデンのリンク先は てつあん さんのブログ「美味しそうな写真を撮りたい」です。てつあんさん、ありがとうございます。