50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-10-24 業として

所得税申告用にソフトウェアを使って記帳しています。経理業務を9年ほど経験したことがあるので、勘定科目の補助科目を作ったり財務諸表を作るのは手が勝手に動くような感じ…のはずなのですが、どうにもめんどうです。

おかしいですね。企業の経理に比べたら翻訳・通訳の個人事業者の経理など楽々のはずなのですが…。

やはり「業として」するかどうかの心構えの違いでしょうか。以前は経理や給与計算、社会保険手続は「業務」でした。メシの種です。今は
「できればしないで済ませたい」
作業なんですね。


発生基準(accrual basis)で記帳していると自分で計算した売掛金(売上・経費請求)と実際の入金額とを照合できますね。支払い側も人間がすることですから、誤りがないとも限りませんし、報酬や実費の計算方法で双方の理解が異なることもありえます。その都度業務別に「消し込み」(cash application)をしておくと安心で、後になって謎解きをする苦労を省けます。