50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-10-08 逐次訳での dislocation

逐次訳の訳出に通訳者の緊張が顕著に現れるという問題について。

まず、通訳学校の以前の教材(内容はわかっている)を使って練習してみました。

なんとなく感じるのは、聞く作業と訳して伝えていく作業とが分離していること。いっしょうけんめい聞いて、聞き終わると大あわてで訳す。この2つの活動が結びついていないような印象です。そのため訳出に際してあわてる。あわてるから余裕がなくなって緊張が外に出る。

聞く→理解・整理する→伝える

という流れをひとつのものとしてとらえる感覚が必要なのかもしれません。「ひとつの流れ」がどのようなものかはまだ抽象的でよくわかりませんが…。