50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-09-19 本当に言うんだ

米国人の友人と政治・経済談義をしていてたら、相手が
"Let me be the devil's advoate: ..."
と言い出しました。

あ! この言い方って本当に使うんだなーと思いました。

相手と違う立場・意見が考えられるのなら、それをぶつけて話を発展させるのが「礼儀」という西欧の発想ならではでしょうか。


本音や真実は簡単には出てこないから、議論を手ごろなところで始めて話を深めていけばいい。日本人にはややなじみのない発想ではないでしょうか。最近 SNS 等で知られるようになった「マクドナルド理論」も一種の devil's advocate の話と言えそうです。


「こういう言い回しって、いつ使うんだろう」
と英語の表現にぴんとこないとしたら、文化的な違いのためかもしれません。

※ 実際には "Let me be the devil's advocate" はほとんど "With all due respect" と同じように、「それじゃ、私からの反論いきますね」という合図に使われることが多いようですが…。