50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-09-01 一里塚となった8月

2012年4月に通訳学校に通い始めたとき、ひそかに心の中でとりあえずの目標を掲げました。
「2年半以内に『通訳者』の名刺を持って仕事に出る」
ことです。

これは2014年3月に実現しました。入門者向けの仕事ですが、学んだことはたくさんありました。

2014年8月はやや期間の長い通訳の仕事が入りました。内容も十分に手ごたえがあります。離陸滑走をしてきた私にとって、車輪が地面から離れるかな? という予感…。

エージェント・顧客・通訳学校講師その他関係者の皆さまのおかげです。そして、前職で身についた知識・経験が非常に役立ちました。いくつかの顧客は企業名を知ると一目置いてくれました。勤務していた企業がまじめで技術力のある会社だからでしょう。以前の仲間に助けてもらった気がします。

Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
(Steve Jobs, the commencement address at Stanford University in 2005)


私は駆け出しの、学校に通っている、まぐれ当たりで仕事にありついた半人前の通訳者です。それでも、現場を追い出されなかったのですから何らかの貢献はできたのでしょう。仕事の経験や学校で学ぶことすべてを総合し、半人前から 5/8人前、3/4人前と進んでいきたいものです。