建設業の会計を担当したことがありますので、個別原価計算の発想にはなじみがあります。プロジェクト毎の費用を管理して損益を明らかにします。
通訳業務にも生かせるように思います。
準備に要した時間を記録しておくと本当の収支が見えてくるはずです。人間の直感は鋭いときもありますが、量や大きさを測るときには意外とあてになりません(この容器にあれは入るか? といった場合、直感はたいてい外れる)。
単価が高い業務でも、下調べや準備に時間がかかると「真の時給」は驚くほど安かったりします。
もっとも、身に付けた知識は将来への投資(人的 capital spending)にもなりますし、難易度の高い仕事が実績に加わる(前払宣伝広告費?)効果もありますから、見かけの数字だけではなんともいえませんね。
それでも、一度は数字で見てみると意外な発見があると思います。