さて、2013-09-13 根本的な問題(聞き取り・理解)1で課題のお話をしました。どう解決していくかを考えています。
学習方法について考えるのは大切ですが、ざっくりとで良いと思います。学習方法とその裏付けについては
・学術的に(標本調査等で)実証されていることが少ない
・個人差が多い
わけですから…。下手の考え休むに似たり、とも言いますし。
「ま、こんなもんかな?」
と思ったら、それをしばらく試してみるのがいいんじゃないでしょうか。
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再現できる形で聞けていない、というのが課題です(ありがち & 根源的な問題ですね)。そして、複数講師の鋭い観察によるとその一因は
緊張
にある。武道で体に力が入っていると相手の第一撃に反射的に立ち向かえないのに似ていると思います。話しの内容に「すっ」と心を寄せていくようにしたいですね。
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「通訳をするぞ」という非日常に身構えているのだろうと仮説を立てました(あたりまえすぎ…)。おそらく練習回数を増やすことで解消していけそうですが、もう一工夫したいところです。
非日常にしている一因として ノート取り がありますね。「さあ、書くぞ」「構造的に書くぞ」「書きすぎないように書くぞ」「耳がおろそかにならないように書くぞ」と、心にさざ波が立っているはずです。
抽象度が低い内容・明瞭な音声を材料にしてノートを使わずに 英→日 の練習をしてみようと思いつきました。スピード感を出したいので、うまく訳せない部分があってもどんどん先に進めることにします。
良い材料がありました。TED の
Sonia Shah: 3 reasons we still haven’t gotten rid of malaria
です。録音せずにオンラインのまま適宜停止して訳していきます。15分の分量はちょうどいいですね。
Sonia Shah の話し方は模範的ですね。通訳練習の後に発話の緩急・強弱の練習材料として使うのにも絶好だと思います。
良い練習ができました。他の材料も使ってノートなし・どんどん進める練習を取り入れてみます。