外国語の学習ではよほど的外れなことをしない限り何をしても実力に結びつくように思います。読めば読んだなりに、聞けば聞いたなりに。もちろん話せば話すなりに。
通訳訓練を始めた2ヶ月前は、素早く訳を出すことが目新しかったので、
・聞いて
・再生を止めて
・訳す
練習や、サイトトランスレーションをして「早さの負荷」を掛けるようにしていました。
ただ、この練習では内容を深く理解して適切な訳出(「これが私のベスト!」という訳)を追い求めることがありません。
今週は内容重視の練習を取り入れています。
ひととおり訳出したら、他の案を出す。
「ほんとうにそれでいいのか?」
と自分に問う。並列の関係は確かか。形容のかかりかたは適切か。訳しやすいように文をこまぎれにして、原文の持つ「大人の魅力」を損なっていないか。
学習に差し向ける時間に限りがありますから、多くの練習方法を並行してというわけにはなかなかいきません。投資した時間あたりの回収が多い方法を模索するためにも、いろいろと試してみようと思います。
※ オーディオブックを買い込んで聞いています。
1 "Quiet: The Power of Introverts in a World That Can't Stop Talking"
Cain, Susan; Audio CD; $26.40
2 "Made to Stick: Why Some Ideas Survive and Others Die"
Heath, Chip; Audio CD; $19.77
3 "The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business"
Duhigg, Charles; Audio CD; $26.40
1. の Quiet は良い本ですね。「なるほど、そうだったのか」と思う節がたくさん。本の最後で子供たちに向ける目の温かさと情熱とはすばらしい。TED で作者の講演が聞けます。
Susan Cain: The power of introverts