通訳者相互の協力もいいなあ、というお話です。
「群れる」のとは違う。ゆるく、しかし相互信頼で結びついている。何かあったら気軽に相談できる(深刻に相談してもよし)。お互い様の意識で。専門職の気概をもって。
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尊敬するAさんと1週間で2件、計3日仕事をすることができました。「暑い」「遠い」「早口だ」「声が小さい」「資料がない」といった不満を一切口にしない方で、これを見習うだけで一歩先を行く通訳者になれそうです。
そして以前に同時通訳で同席したBさんとも同じ時期に3件。落ち着いた方でしっかりとした考えを持っていらっしゃる。
さらにうれしいことにその合間の1日、いつもの現場でいつもの姉弟子Cさんと組むこともできました。一緒にいると気楽な人に囲まれた2週間。
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さらに予期せぬうれしい展開もありました。私が「逃げ出した(引き受けなかった)」通訳業務の分野がBさんの得意分野であることが判明。エージェントにBさんをおつなぎして罪滅ぼしができました。断るだけではなく、何かを提供できるのも商売人として大切だと思います。
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同業者からは貴重な情報を得ることもできますし、いざというときに業務を代わってもらうこともあるかもしれません。ときには仲間を募って元請負(顧客との直接契約)で通訳プロジェクトを実行してもいいでしょう(顧客・エージェントの気持ちが痛いほどわかるようになるので一度は経験すると良いと思っています)。
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通訳学校 インタースクール東京校 に通っていた懐かしい道。まぜそばの「ぶんか」が気になっていたので初めて食べてみました。叉焼まぜそばにしたら麺が見えない~。