学んだつもりと学んでいるかどうかは別というお話です。
自営業者として通訳を始めた 2014年から健康面で不安を感じることはありませんでした。少し疲れて休むときには不思議と仕事がないとき(仕事が入らないから心身がゆるんで寝込むのかもしれません)。
つい先日の 2019-07-18 小休止 という記事で疲れの前兆を感じ取るのが大切とえらそうに書いていたのですが、同じ過ちを繰り返してしまいました。
前回の体調不良から日が経っていないのでちょっと問題です。教訓を得たつもりで実は学んでいない。
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今回も思い出すといろいろと問題の種に思い当たります。
- 7/31 に宇都宮で仕事、仲間と餃子会で遅くまで飲み食い。
- 8月初旬、暑い日に暑い地方の研究施設で通訳。
- 仕事のない日が少し続いたので強い冷房・あまり体に合わない椅子のカフェで集中して勉強。
- 8月2週目には日帰りでThe Green Program Japan 向けに福島第二原子力発電所で通訳(直接受注の顧客でブログ掲載の許可を得ています)。在来線特急は遅いし椅子も体に合わない…。
- その翌日は背中に冷気を感じる役員会議室で同時通訳。外に出たら 36度。
- 週末はまた同じ過ち。冷え冷えのカフェで資料読みと基礎学習。
- 老親を入院させたり(大事に至らず)…。
- 大臣室に入って緊張したり…。
- 東北の高原に行ったり…。
- また福島に行って自動車で長期間移動したり…。
ぜんぜん学んでいないですね。
仕事で移動したり暑い寒いは、まあ、あることでしょう。プロはそのために体調を整えるものです。しかし時間が取れてうれしくて、なじみのドトール(ガソリンスタンド併設で広くて明るい)で根を詰めて読んだのが良くなかったですね。今になって体がガチガチな感じで痛みがあるのですが、ドトールさんの椅子に連日2~3時間も座っていれば当然です(身長 180cm)。
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日本会議通訳者協会の年に一度の主要イベント 日本通訳フォーラム2019 にも用心して行きませんでした。
同協会が顕彰する「特別功労賞」の今年の受賞者は小松達也さんで、受賞者のスピーチがとても心にのこるものだったとのこと。行けずに残念です。
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終わったことは終わったこと。無理をせずに体調と相談しながら進めるよう考えてみます。「なんにも学んでない!」と気負うと良くない。今より少しだけ賢くなればいい、そんな感じで。
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空間線量は新宿区とさほど変わりませんね。年間線量を計算してみましょう。
0.087μSv X 24時間 X 365日 = 762.12μSv (0.76mSv)。
ちなみに入院した母が受けた CT による被ばくは 7mSv (7千μSv)でした。はっきりとした写真を見せてもらいました。現代の造影検査技術には驚きます。