通訳者が使う用品類のお話です…と思って書き始めたら、先日このブログにお問い合わせのコメントがあった同時通訳での交代について良い記事を見つけました。
通訳用の小物やソフトウェアについての情報を得るなら平山敦子さんがまさしく「ワンストップサービス」を提供してくださっています。
アルクの「翻訳通訳のトビラ」の連載が完結したとのこと。まだ読んだことのない方はぜひ参考にされると良いと思います。
イヤフォンやタイマーの回を読んでいたら同時通訳での通訳者交代についてすばらしい記述がありました。交代のタイミングによって同席通訳者と自分の担当時間が異なっても大きな問題ではないとおっしゃっています。それでは何が重要かというと…。
数分、ましてや数十秒の通訳をすることになろうがなるまいが、目くじらを立てる通訳者はいません。重要なのは「交代のタイミングの予測可能性」です。あるいは、予測を可能にするための「一貫性」や「規則性」といってもよいかもしれません。
さすが平山さん、きれいに言語化してくださいました。そう、人間は「先」や「規則」がわかると耐えられるものなんです。隣の家の子のピアノの練習も
△曜日の■時から●時まで
とわかっていると不思議とうるさく感じないものです。
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おいしいナーンが食べたくなって新橋のモティで昼食。仕事で来日したと見えるインド人が多く来ていました。