以前勤務していた建設設備業界大手企業では年末年始のあいさつはかなり伝統的でした。会社内の仕事納め式と仕事始め式にはほぼ全社員が集まりました。
いっぽうフリーランス通訳者となってからはそうした感覚が実に希薄です。年の最後の仕事も最初の仕事も自分で決めるので、大きな流れで暦に従うという感覚がないからでしょうか。
今年も12月21日の仕事をして、その帰り道に
「そういえば、12月にはもう仕事の予定がなかったな」
「ということは、これが仕事納めだったのか」
と気づきました。
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今年最後の仕事は同時通訳3人体制。同席通訳者は
・インタースクールで一方ならずお世話になった講師
・その講師が主担当だった期間限定の課程で共に学んだ仲間
でした。あのクラスを修了したのが2015年3月。こうして3人でブースに入る楽しさは格別です。
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イスラムの肉料理ニハリを食べて事務仕事です。羊のすね肉がほろほろと骨から外れる絶妙の煮え具合。