飛行機の操縦技能の客観的な指標は飛行時間だそうです。百時間の新米の技能は千時間の経験とは歴然と違う。
外科手術の件数も同様だと聞きました。天皇の心臓手術をした天野篤さんにとっては年間四百から五百例が標準で、1日1例が最低ラインだと述べています(朝日新聞記事 2012年10月27日)。
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最近私は通訳にも似たところがあると感じ始めています。業務で通訳をすれば必ず何か気づくことがある。どの現場も異なっていて、決して同じということがない。通訳して通訳して通訳しまくる。そこから得るものもあると思います。
同じような形式で忙しい通訳を続けると
「通訳が荒れる」
と言う人もいるようですが、極度に消耗する日々を過ごさない限り荒らすか荒らさないかは自分の裁量によるところも大きいのではないでしょうか。
「雑にすれば即ち雑務」
という理屈に少し似ているように思います。
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横浜駅近くに良い待ち合わせ場所を見つけました。