仕事を続けていくとさまざまな節目にさしかかりますが、あまり大きな変化はそうそう訪れるものではないと思います。たいていは小さなできごと。
そうした小さなできごとが積み重なって、振り返ると
「ああ、けっこう遠くまで来たな」
と思う。
通訳業務のような役務提供だと、毎回確実に仕事をして顧客・エージェント・同僚の通訳者の信用を築いていくことがなにより大切。大切というより
「それしかない」
と思っています。
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新しく通い始めた客先から定期的に呼んでもらえるようになるとうれしいですね。
少なくとも
「次回は今日来た通訳さんじゃない人でお願い」
とは言われなかった。ほっとします。しばらく続けて仕事をすると客先でも自分の「居所」を感じるようになり、じんわりと懐が温かくなるような気がしてきます。
毎回いろいろと反省事項がありますから、それをしっかりと見据えて対策を講じます。
立ち止まる = 後退
なのはこの世の常。
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通訳の道もこんなふうにまっすぐだといいのですが、それはありえませんね。
新宿区四谷の kokocara (ココカラ)。ここの玄米は上手に炊けています。箸置きに注目。
店内に日が差します。