商談会の通訳をしました。少し久しぶりです。商品・技術・業界は私の良く知っている分野でした。
話者が何か言うとき、なぜそう発言するかがわかると通訳するのがとても楽です。暗い道を懐中電灯で照らしながら歩くのと日中に歩くくらいの違いだと感じます。
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以前は自分にとって親しみがある分野になると
「しめた!」「これは知ってる」
と安心したり喜んだりしましたが、今年から
「知識・理解で楽ができるなら、その余裕を生かしてより慎重に訳そう」
「私(通訳者)の理解や先読みは本当に話者に寄り添っているのか」
といったことを考えるようになりました。
同様に聞き取りや理解が楽になる分「通訳者の気配を消す」ことを考える余裕も出てきました。会話の流れを止めずに自然に進めているかを、少し距離を置く感覚で観察することができます。
通訳には専門知識が役立つと言われます。通訳の正確さ・自然さのために必要なのは当然として、知識による余裕のおかげで話者・聞き手のことを考える度合いが高まるのも重要ではないかと感じました。追われているような、何かを探すような通訳ではこうしたところまで注意が向かないですから…。
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業務用冷凍の食材もかなり出回っていますが、この店のサグ(からし菜)は自家製のようです(下ごしらえをして冷凍しているのを見たことがある)。鮮やかな緑の店もありますが、この店の色は自然。座間市の「ビリヤニハウス」。