通訳学校で学習するときに心に留めておくとよさそうなことを書いてみます。数回の連載になると思います。
初回は…
どの学校であれ、「通訳者養成」を掲げているなら職業訓練課程ということになります。
- 自らの選択で受講し
- その目的は通訳者になること
というのが前提になるかと思います。もちろん受講者の中には目的が異なる人もいるでしょう。英語で発表する能力を伸ばすためや、職場での聞き取り・発言を練習するという意図で受講することも大いにありえます。これ自体にはまったく問題はありません。
ただし、学校や講師は通訳者を養成することを主目的にしているので、その点に同意して受講することが必要です。授業の進行も受講生の評価もこの目的に沿って行う点は理解しておく必要があるでしょう。