50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2017-03-05 試す

いろいろと試すのが好きです。

最も大きいほうでは、会社勤務から通訳者、それもいきなりフリーランスになるのを試したことでしょうか。

通訳学校の教室でもいろいろ試していました。外から見ると鈍いように見えたはずですが、自分なりの学習テーマに従って、そこにこだわって反応が遅かったこともたまにはありました(ほとんどの場合は単に実力が足りないだけでしたが)。

数日前から同時通訳の練習を少し変えてみました。なるべく原文の単語・表現に忠実に訳してみようという方針です。「つまりこういうことを言ってます」という方向に逃げるのを封じてみようと思いました。

口が忙しくなりますね。歩きながらの練習だと集中力があまり続きません。10分もすると一息入れたくなります。負荷をかけるために
「あ、今のところ何だったっけ」
と思っても止まらずに先を続けます。

何か根拠があるわけではありません。単に今までと違った意識で練習したかったから。

この「忙しい訳」のほうがが語り手・聞き手の利益になるかどうかはよくわかりません。ただ、少々違ったことをしても練習は練習。必ず通訳技能の底上げにはつながるはずです。

 


天保年代(1830-1844)の六手合掌青面金剛像に三猿。心ある人が折れたところを修繕しています。いつもの散歩コースのすぐ近くでした。170年前の人はここが自動車というものの置き場になり、通訳の練習をする人間が歩くとは思わなかったことでしょう。

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