今までなんとか通訳の場を切り抜けてきたとしても、お客さんの視点では残念な出来だったこともあったことでしょう。
(なんとかなった+顧客に感謝された)/ 通訳の全回数
この数式で得られる数字をなるべく1に近くしていくことが必要でしょうね。そうしないと通訳市場に留まっていられなくなり、退場ということになりかねません。
そのためにはうまくいく回数を増やし、失敗(大でも小でも、顧客や通訳者さえ気づかないものでも)を減らしていく。
具体的には業務が終わったら記憶が新鮮なうちに改善点を考えてみる。練習のときには自分の訳出を録音して批判的に聞いてみる。通訳を使う講演会などに聴衆として参加する。こうしたことを続けることが大切なのだろうと思います。
経験豊富で評価の高い通訳者の訳を聞く機会がありました。いままで私があまり考えてこなかった点に気づかせてくれました。やはり自分にとって異質なもの・新しいものは必要ですね。
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仕事をする人の宿は朝も夜も早い。
夏の日を待つ。