通訳者がいなければ相互理解が成り立ちません。
ですから、通訳者は常に
「いないより、いたほうがよい」
ということになります。
私はこの事実に甘えてはいないだろうか。
本人が外国語を話したとしたら、という正確で自然な訳を追求しないといけないのではないか。原発言の雰囲気までしっかりと伝えるのが仕事ではないのか。
新しい形態の仕事が多かったために最近は準備にいろいろと労力をとられましたが、基礎をしっかりと固めて伸ばしていかないと危ういかもしれないと改めて思いました。
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ネパール人が調理しているインド料理店でメニューにないダルバート(ネパール定食)を食べたいときには
「ダルバート」
ではなく、
「ネパリカナ」(ネパールの食事)
と注文するとよいと教えてもらいました。ダルバート(豆スープと米飯)と伝えると、インド料理のダルタルカ(豆カレー)と黄色いターメリックご飯を出される確率が高くなります。日本人客はネパール定食を食べない(知らない)と思われているので…。
タカリ族のカナ