以前の勤務先で社員の昇格条件となる社内試験の出題・採点をしたことがあります。
出題に当たっては
「みなさんの仕事を考えると、最低これだけはできてほしい」
と思う内容にしました。
試験の立ち合いでは
「お願いだから部分点を付ける材料として、白紙ではなく何かを書いてください」
と念じていました。
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通訳学校の講師もきっと同じ気持ちだろうと思います。
通訳▲▲科から次に進級するのなら、これだけはできるようになってください。次の科の講師に安心してゆだねられるだけの力を見せてください。
授業中や試験の機会では自分の力をありったけ見せてください。かっこよくなくてもいいんです。あなたがどんな通訳者になるのか、その可能性を伝えてください。
こんなふうに思っているはずです。
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雨上がり。