通訳学校で学習できることには限りがある。現場に出るべきだ。
現場だけでは通訳技能を伸ばせない。学校に戻ることが欠かせない。
通訳では両言語の運用能力がすべてだ。背景知識は二の次。
母語でさえ知識がなければわからない話を通訳するのだから、業務知識は必須。
逐次通訳ができてこそ通訳者を名乗れる。
市場が同時通訳を要求しているなら、それを提供していけばよい。
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あれかこれか、という話をするときにはたいてい話がかみあいません。そもそも「A」という同じ語を話題にしていても、脳裏に浮かぶ概念やそれにまつわる経験は人によって異なりますから…。
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中国語を学習していた時に心に残った友人のことばがあります。
「できることはすべてしなければなりません」
以前に読んだビジネス書 Built to Last(by James C. Collins, 邦訳「ビジョナリー・カンパニー」)にあった
the Tyranny of the "OR"
the Genius of the "AND"
という表現を思い出します。どちらかでなければならないと思い込まずに両方を受け入れて追及することも考えよ、という話だったと記憶しています。
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藤沢駅から遠く離れた「最寄り駅なし」のインド料理店「アバンティ藤沢店」。
ここの野菜カレーは独特で他では味わえません。メニューに記載がありませんが、従業員が食べるため必ず作ってあります(1回は豆でしたが)。がっしりとしたナンも他店では味わったことのない独特のもの。どんな粉を使ってどう焼くとこうなるのか不思議です。チキン等その他のカレーは凡庸ですのでご注意…。