50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2016-07-15 運をどう考えるか

モコちゃんパパさんのブログ「定年からの通訳デビュー」2017年7月9日の記事
順調にいくようになってきました
にうまくいくようになった要因が簡潔に箇条書きにしてあります。大いにうなずくことばかりです。ブログ読者のご参考になるかもしれないと思い、私の場合と対比してみようかと思います。

1.多数のエージェントに登録したのがよかった

ここは私と大きく異なるところでした。つい最近まで登録は1社のみ。主な理由は以下のようなものです。
「手ぶら(紹介や交渉材料なし)の登録はあまり効果がなさそう」
「示せる実績がない」
「最初に設定した報酬が『アンカー』になり、後日の引き上げがたいへんそう」

 2.照会のあった仕事は何でも引き受けてきた

この点は 100% 同じでした。「通訳者キャリアに役立つのかなあ」とか「こんなの本当に私にできるのか」という仕事もありましたが、「飛んできた球はすべて受ける」(ある通訳者の表現)と決めていたので、照会があればいつでも即時に「お請けいたします」と回答メールを送っています。返事をしてから悩むことにしています。

3.引き受けた仕事はいつも全力で対応した 

これは、まあ、仕事ですから。

4.サラリーマン時代の知識や経験に助けられている 

実に助かっています。ただ、通訳者には当事者ほどの知識・経験は不要かな、とも思います。社会保険労務士の資格はさほど役立っていませんし、財務諸表を作成したり法人税申告書を書いていたからといって会計関連の通訳で特に有利というわけでもありません。重要な概念がわかっていればあとは事前の準備で対応が可能かと思います。

非常に役立っているのが小学校・中学校で学んだ電子工学(電子工作少年でした)や高校・大学で二輪車のエンジンを分解して得た知識、以前の勤務先で得た空調設備の知識です(事務担当でしたが、技術面も耳学問で身に付きました--「門前の小僧」)。

企業内部の部署や会社法、商習慣がわかるのは大きな強みになりますね。

5.運が良かった

「出たー」という感じですが、本当に運の役割の大きさには驚くばかりです。学校や講師、他の通訳者や客先・仕事との「運命の出会い」って、本当に起きるものなんです。

幸運に出会うには自ら進む・動く必要があるでしょうね。燃えるものがなければ火があっても炎は立ち上がらない。