…といっても、芥川龍之介ではありません。
通訳の仕事を始めてから2年と2か月。経験も重要だと言われる仕事ですから、まだ業界の端っこに取り着いただけのようなもの。
しかし、仕事を続けて年月が過ぎれば自然に技能が増すというものでもないでしょうね。
3年、5年、あるいは10年経ってもさして技能が伸びず、仕事の質も上がらなかったらどうしようという恐れを感じます。
心配は何の役にも立たないのですけど、こうした考えはいつも口を開けて私を待っている気がします。
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今目の前にあることを大切に、とは思っています。でも、
「今目の前にあることは、それでいいのか?」
という小声のささやきも常にあるような気が…。
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適度にのんきに構えるのが好きなので「不安による下向きスパイラル」には陥らないと思いますが、Andrew Grove が言った
Only the Paranoid survive.
というのにも一理あるのではないかと…。