今年の1月に担当した業務に関連して再発注をいただきました。
なかなか手ごたえを感じた仕事だった割にはしばらく音沙汰がなかったので
「私が『うまくいった』と思うほどにはお客様は評価してくれなかったのかな」
と思いましたが、単に時期の問題だったのかもしれません。
できるだけのことをしたら、技能面や準備の反省を十分にして、後はあまり考えないほうがいいですね。
この分野も私の仕事の柱の一つになる予感がします。
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趣味や仕事で
・低周波回路
・高周波回路
・建築
・電気設備
・空調
・配管
・ガスタービン
・原子炉
・航空機
・自動車
について「専門ではないが、通訳には非常に役立つ」程度の知識がありますが、これでずいぶん救われてきました。些末な雑知識で常識程度だと思っていることが通訳者にとっては立派な「専門知識」になりえます。
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企業会計や社会保険、労働法は仕事で専門にしていましたので相当高度なことでも理解に問題はないのですが、通訳をしてみるとそこまでの知識が要求されることはめったにありません。ここが
「他人が言ったことを誤解なく伝えればよい通訳者」
と
「自分で考えて発言する話者」
との違いなのでしょう。
「政治家の話を通訳するのに政治家になる必要はない」と以前当ブログにコメントを寄せていただいたことがありますが、まさしくそうです。
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専門知識について
・毛嫌いせず
・できれば興味を持って楽しんで
・短時間で
学習できれば通訳者にとって強力な武器になると思います。