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50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2016-04-22 こんな足取りで(3)

インタースクールのプロ速成科は1年過程で、中間と期末とに試験がありました。

中間は今思い出しても恥ずかしい出来でした。
「脱げそうなゴム長靴を履いてぬかるみを歩くような訳」
だったと思います。

期末試験ではやや勢いのある訳を出すことができました。

試験の段になってようやく
「ああ、通訳ってこんなふうに訳を出せばいいのか!」
と初めて実感した気がします。終わったときに少し伸び伸びした気分になりました。

あのとき、私の意識は外の聴衆・顧客に向いたのだと思います。それまでは意識が
「どうしたらうまく出せるか・間違えないか・減点されないか」
と内に向いて、縮こまっていた気がします。