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50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2016-04-05 情報を瞬時に取り込む

リプロダクションはまず3年続けてください

 という通訳学校講師の勧めに従ってほとんど毎日続けてきました。「やっと」というか「すぐに」というか、3年半が過ぎました。

最初の1年・2年はほとんど上達(記憶に残せる長さ・正確さ)を感じずに過ぎました。3年を過ぎたあたりから少し記憶が確かになる手ごたえを感じ始めます。そして3年半になったら取り組み方が変わってきました。

The Economist の記事で3パラグラフを1日の課題にしてきました。初年度は1文でも怪しいときが多かったのですが、2年経過で2文くらいにじわりと伸びてきます。当時の感覚としては
「文をいっしょうけんめい頭の中に留めておく」
といったものでしょうか。

3年を過ぎたあたりから意味がかなりはっきりと記憶に残るようになりました。理解が楽になったことで英文の構成要素(構文・単語)も再現できる余裕ができてきたのでしょうか。

最近は
「政治関係の記事だから事実描写が多い。6行くらいは大丈夫」
「貸出金利の話は一般的だから、1パラグラフいってみよう」
というように、積極的に意味を取りにいく姿勢になってきた気がします。

通訳の訓練というよりは、実は英語の学習だったのかもしれません。理解がすばやく正確になればそれだけ再現しやすくなることは想像できます。今後は1回に取り込む情報量をもう少し増やしていけそうで楽しみになってきました。

効果がない・自分に合わない練習を続けて時間を有効活用できない場合もあるはずですが、英文再現の練習はなんとなく
「続けていればそのうち変化があるのではないか」
という「気配」がしていました。このあたりは学習者の個人差が非常に大きいところでしょうね。

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練習の成果もこんなふうに花開くといいのですが…。いつもの散歩道にて。

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