50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2015-11-04 柔軟に(いーかげんに、ともいう…)

録音教材で同時通訳の練習をしていたら、どうしてもついていけない部分がありました。

 

  • 内容は一般的(日刊紙に書いてあるようなこと)
  • 端正な語り
  • ただし早口
  • そして…情報密度が濃い(かつてからの持論を一気に述べる)

といった箇所です。

以前だったら
「これは正面からでは無理」
と考えて再生速度を落としたりシャドウィングをしたりして「鶴翼の陣」で攻めたと思います。

今回は方法を変えてみようと、正面からの突破を繰り返してみました。こういうときには結果として内容を記憶することになってもよいと思います(複数の通訳学校の講師がどこかにそう書いていました)。

断続的に取り組んで、3日目にどうにか形になりました。

こうした練習法は効率が良いのか、また、他の音声にも役立つのかは正直わかりません。ただ、「話を聞いた」「理解した」「追いついた」のは事実ですので、何らかの収穫はあるのだろうと思います。少なくとも似たような内容・似たような話者のときにはいままでよりも(いくぶん・かなり)ましになる。

通訳の練習って、そんなものなのかもしれません。