過去のメールのやりとりを少し読んでみました。
通訳エージェンシーから初めて業務の引き合いが届いたのが 2014年1月。その業務が3月。まだ1年半しか経っていないんですね。会議通訳本科3で苦労していたときです。
様々なメールのやりとりを見るとその時々の状況や気持ちをはっきりと思い出します。仕事の後に角を曲がってコンビニに入ったとか、カフェで時間調整をしたとか。
いつまでも新人気分ではいけないのですが、このように
「まだ1年半」
と感じることも悪くないと思います。私にはどうも先走って考える傾向があって、頭の中で勝手に背伸びして
「あんな仕事がしたい」
「まだこんなこともできない」
と焦ってしまう。
通訳エージェンシーの登録要件を見ると
「通訳者として経験3年(5年)」
という条件も珍しくありません。そりゃそうだ。私が企業で経験者採用担当をしていたときも、仕事をするにはある程度の年数は必要だと思っていました。3年なり5年なり業界で続けてきたのは実力の証明になります。
同じ 2014年の8月には中・長期となる仕事の縁に恵まれました。初日にはずいぶん緊張しましたが、あれがたった1年前だったとは…。
来年の今頃にはどんなことをして、どんなことを考えているのでしょうか。それを楽しみにできるよう日々を大切に過ごそうと思います。