50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2015-03-13 思わぬ展開(1)

自営業(フリーランス)通訳者として身を立てるには何らかの職務経験が必要です。未経験の通訳者(って、通訳者と呼べるのかな)を派遣する通訳エージェントは皆無でしょうね。

それではどう市場に「もぐり込む」か(そう、赤いカーペットで迎えられることはありません)。


経験を積むためには社内通訳者として企業に勤務(契約社員派遣社員)するのが主な入口になっているようです。お友達から話を聞くと内容は多様ですね。

  • 書類の扱い(各種連絡)やデータ入力の合間に通訳・翻訳が少し
  • 翻訳プロジェクトに関わり、それに付随する通訳を担当
  • 秘書としてメールの翻訳や来客時の通訳
  • 作業現場(製造・サービス)で通訳
  • 「通訳者控え部署」に所属して各部門の求めに応じて通訳(プール制)


私の場合、社内通訳として一歩を踏み出すのは少々難しいと考えました。

  • 企業で管理職を経験した人はなんとなく使いづらい(年齢が上の私にいろいろと指示し、場合によってはダメ出しもしなければならない)
  • 学習による技能向上・社内事情の習得が若い人より遅そう
  • 時給 2,200円程度で使うのは気が引ける

といったことがありそうです。

それではどうするか。(つづく)