会議や交渉の通訳といっても、ときどきガイドのような役割を果たすときがあります。食事や移動のときだったり通訳戦略の打ち合わせのときだったり。
自分では全く考えたこともないようなことを外国人の視点から尋ねられたりします。日本人の行動だったり日本の社会・歴史のことだったり。
回答にはけっこう責任が伴うかもしれません。通訳者の一言が「日本代表」となって持ち帰られてしまいますから。
自信がないときには少し待ってもらって調べてから回答するのが安全ですね。
「なんだ、そんなこともわからないの?」
と一時的に思われたとしても、慎重な態度は最終的には信頼につながると思います。