2004年に中国語の学習を始めました。学習会活動をしましたが、その出身者から中国語教師や通訳者が生まれました。緩い連合とも呼べる学習者の集まりの輪は思わぬ接点でいろいろな人につながり、中国の国家主席や首相の通訳担当者やニュースの同時通訳者とも知り合うことができました。
活動場所が東京都中央区でしたが、この地域には南インド料理店が4店舗ほどあり、よく食べにいきました。香り高いさくさくとしたインドの高級米(注)にさっぱりとした様々なカレー料理。野菜を使った料理も多彩です。
というわけで、外国語学習と南インド料理とは私にとっては「セット」なのですね。
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インタースクールに通い始めてからも「南インド部活」は続きます。少しずつですが「部員」も増えてきました。先日も南インドが初めての通訳仲間を引っ張ってインタースクール近くの「マンダップ」に行きました。マンダップはネパール料理店なのですが、月に一度千葉からスリランカ料理の調理師が訪れてネパール・スリランカの料理を一皿に盛る「コラボプレート」を提供します。独立国のスリランカに対して南インド料理とひとくくりにするのは失礼ではありますが、「ネパール・南北インド・スリランカ部活動」というのもちょっと長いので…。
ブログ仲間のまるちゃんも参加してにぎやかに通訳談義となりました。まるちゃん、指で食べるのがだいぶ板についてきて頼もしい限りです。これで南インド出身のITエンジニアの通訳案件が回ってきてもOKですね。
注:ミールスには香り米(バスマティなど)は向いておらず、香りの弱い・香りのない米を使って料理の邪魔をさせないのが本場の流儀だそうです。(2017-08-04 追記)
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南インド料理を試してみたい方は以下の店などが良い入り口になるかと思います。ミールスという「南インド大衆定食」がおすすめです。日本の通訳者にもっとミールスを!
- エリックサウス
東京駅八重洲地下街にあって便利。まずは「ライトミールス」はどうでしょう。本領は「エリックミールス」「菜食ミールス」で。 - ダバインディア
東京駅八重洲口近くの人気店。ここのミールスのファンは多いですね。 - ダクシン八重洲店
週末はさほど混雑せず、おいしいミールスが楽しめます。ここのドーサは相当おいしいですね。 - ダクシン東日本橋店
ここには良く通いました。ドーサを焼くところが見られます。 - アーンドラキッチン
御徒町の人気店です。行列になることが多いですが、列が短かったらチャンスです。ミールスあります。 - アーンドラダイニング
アーンドラキッチンの姉妹店です。こちらはずっとおしゃれな感じ。ミールスあります。やや塩味が効いた本場仕様かも。土曜はビリヤニを炊きます。 - A-Raj (エーラージ)
東池袋の南インド専門店。輪郭のはっきりした味わいで、庶民的な感じがします。シェフがときどき里帰りして長期休暇になるので確かめてからどうぞ。 - ケララの風II
東京都大田区大森の線路沿いにある南インド専門店。いくらでも食べられるやさしい味わい。で、ご飯もおかずも全品おかわりができます。週末は行列が普通になってしまったのが少し残念。 - アーンドラダバ ※ 2016-12-26 追加
神田駅近くにあるアーンドラキッチンの3号店です。品数は少なめですが、味は間違いありません。ミールスにとてもおいしいチャパティが付いてきます。 - マドラスミールス ※ 2016-12-26 追加
東急東横線「新丸子」から徒歩数分です。インドの街の飾らない食堂といったたたずまいで、出てくるミールスも派手さをねらわない家庭的なおいしさです。