米国人に囲まれて仕事をしていると表現や発音でいろいろ気づくことがあります。
米国での park や card の母音がけっこう「暗い」というか、「奥まった」感じなのが新鮮でした。Rの音が入るからでしょうか。私の発音は明るめ(前寄り)で、自分の声がなんとなくカラスの鳴き声みたいに思えました。
もう一つ気づいたのが study や pretty の最後の母音がかなり「鋭い」というか、「狭い」。これは調べてみたら英米で差があるようです。英音だともっと「ゆるい」ですね。
幸いこうした細かな違いは聞き取りで問題になりません。
「へえ、こんなふうに違うんだ。おもしろいな」
と思う余裕があります。
恐ろしいのは大洋州(オーストラリア・ニュージーランド)や米国南部、英国北部の英語です。単語が聞き取れないときの打撃は相当なもので、文意の理解に大きく影響します。こちらは日頃から苦手意識を取り除くべく練習しておくしかないですね。