50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-11-27 出口(exit)戦略 3

現在通っている通訳学校は 2014年4月から2015年3月までの1年過程です。もう 70% が経過してしまいました。いくらかの進歩はありますが、自分で望んでいる姿には及んでいません。いくつか弱点もはっきりしてきました。職業通訳者になるなら強いところを伸ばすのと同時に弱いところを克服する必要がありますね。どうしたものか……。

通訳者であればその仕事を請けるか請けないか、情報をどう集め、資料をどう使うか、事前にどれだけ準備・練習するかといったことをすべて自分で決めていくわけです。授業にも同じように取り組むべきなのでしょうね。あの講師だからやる気が出るとかこの講師とは相性が悪いとか、そんなことを言っているのはアマチュアの証拠かもしれません。

最近は
「授業はオーディションである」
と考えるようにしたいと思っています(いまさらですが)。
「授業はオーディションだと思え
ではちょっと甘い。
「このオーディションで明日の仕事に呼んでもらえるかが決まる」
と自分に暗示をかけるくらいでちょうどいい。それが緊張につながって訳出に影響が出るのであれば、それも実力のうちですね。

(続く)