50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-10-21 力添えをいただく

通訳学校で講師が「一通訳者として」どのように仕事をしているかという「手の内」を紹介してくれるときがあります。どのように準備しているとか、失敗談とか、幸運だったこととか。

おそらく人によっていろいろと方法があるのでしょうけれど、準備や練習の方法は大いに参考になります。同時に「プロの厳しさ」も思い知ります。人並みのことをしていると人並みの仕事ができるようになる。もう一歩進んだことをすると一歩進んだ仕事ができるようになる。

誰にでもできることをしていては市場に留まるのは難しいのではないかと思います。留まれたとしてもより報酬の多い仕事・自分の望む仕事には携わる可能性が低くなる。

なぜ他の通訳者ではなくて私がその仕事をするのに適任なのか。それを無言のうちにどう物語るか。通訳学校に通っているためまだ「訓練中」と思ったりしますが、時間の限られた職業訓練では「まだ」は「もう」ですね。


今後の学習や通訳業務につき、講師が厳しいながらも暖かい声をかけてくれます。ありがたいことです。それに応えることができるでしょうか。自分で決められる要素も多いはずですね。限られた時間を使う大切さを思います。