50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-08-12 出張・さまざまな知識

2014年3月以来久しぶりの出張となりました。期間は今までで最長の見込みです(「替えて」と言われない限りは)。

かなり専門的な分野ですので、業務日数が多いと準備・学習の「モト」が取れてありがたいですね。期待に応えていこうと思います。


通訳者が関わる話の範囲は実に広い。通訳学校の教材には国際会議のやりとりもありますが、通訳市場での需要の8~9割は営利企業関連です(大手通訳派遣会社情報・インターグループではありません)。

農業・畜産や漁業から建設、機械、電気・電子、運輸・流通、通信、IT、金融、会計、法律、医薬など、範囲は実に広く際限がありませんし、なじみがないと難しい内容も多くあります。

それでも通訳者は自分が担当するすべての内容について専門家であることは不可能ですしその必要もないと思っています。話題になっているのはどのようなものなのか。それがなぜここで話し合われているのか。そんなことがわかるとなんとか通訳していけるようです。小学校から今までのありとあらゆる記憶や経験を動員することになるのではないでしょうか。

興味のあるところから読書や調査の幅を広げておくと思わぬところで役に立ちます。

私の場合最も詳しい専門は人事・労働法社会保険・企業人事ですが、その他にも中学生のときのアマチュア無線の知識(電子工学の基礎から高周波回路や伝搬)、二輪車・四輪車が好きだったので工学書も読んだ自動車工学の知識も下支えになっていると感じます。勤務していた企業で担当した貿易や請負契約書、空調設備の知識などにもかなり助けられています。


自分では常識のつもりでも他の人にはそうでない「雑学」は意外な強みを発揮しますので、ちょっと気になるものがあったらもう一歩踏み込んで調べてみるようお勧めします。